雪の温泉街、雪のカーニバル
2月7日、宇奈月の冬、しんしんと降り積もる雪。そんな静寂に包まれた温泉街が、一夜にして熱狂に包まれる瞬間があります。それが、宇奈月が誇る冬の風物詩”雪のカーニバル”です。
このお祭りの一番の魅力は、なんといっても
『白銀の世界と、赤々とした炎が織りなすコントラスト』
にあります。
闇夜に浮かぶ、炎の道
20時。祭りのメインイベントである「たいまつウォーク」が始まると、景色は一変します。
暗闇の中、雪を冠した建物が並ぶ情緒豊かな温泉街を、赤々と燃える松明の列が進んでいきます。
冷たく澄んだ空気の中で、揺らめく火の粉が雪に反射して輝く光景は、息を呑むほどの美しさ。
マスコットキャラクターの三太くんも凛々しく参戦し、その勇姿がさらに祭りの熱気を引き立てていました。
炎に照らされる、祈りの表情
「左義長神事」として積み上げられた正月飾りに火が放たれると、夜空に向かって巨大な火柱が立ち昇ります。
そんな熱を前に、集まった人々は静かに火を見つめます。
炎の色に赤く染まった人々の顔は、冬の厳しさを忘れたかのように温かく、とても生き生きとした、美しい光景でした。
伝統と現代が交差する、光のフィナーレ
そして、祭りを締めくくるのは「音楽花火」です。今回はももいろクローバーZの楽曲に合わせて打ち上がるスタイル。
夜空を彩る大輪の花火と、地上でモノノフ(ももクロファンの愛称)の方々が振る色とりどりのペンライトがシンクロし、会場のボルテージは最高潮に!
伝統的な神事と現代のライブ感が融合した、この日だけの特別な光景が広がっていました。
冷たい雪が降るからこそ、火の温もりが心に染みる。”雪のカーニバル”は、冬の宇奈月でしか味わえない、最高に熱くて美しい夜を教えてくれました。


