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同じ黒部なのに?“雪の降り方”が全然ちがう理由

2025/12/09 つぶやき

こんにちは。黒部市地域おこし協力隊の西本です。
移住フェアでは、
「黒部って豪雪なんですよね?」
という質問をたくさんいただきました。
でも実は——
同じ黒部市内でも“雪の降り方”が驚くほど違うんです。

12月4日の朝、その象徴ともいえる、
地域おこし協力隊メンバーのこんな会話がから始まりました。
A「今日、駐車場、雪積もってたね〜」
B「え?全然積もってないですよ…?」

え、同じ駐車場の話をしてるよね?
…ということで、実際に黒部市内を海から山まで確かめに行ってきました。

🏖【海エリア:生地・石田  海抜0~3m】

「雪どこ!?」と言いたくなるほど ほぼ積雪なし。
朝のニュースを見てドキドキしていた人も拍子抜けするレベルです。
道路はほぼドライで、いつもの日常そのまま。

 

🏔【山エリア:下立・宇奈月方面 海抜119m~160m】

車で15分ほど走ると、風景が一変。
屋根が白く染まり、気温計はなんと -3℃。
道路わきの雪や、しっかり稼働する消雪パイプ——
“冬が来た”のを肌で実感します

 

宇奈月温泉街まで行くのは今回は断念しました。
それでも——
海と山で「まるでちがう冬」が広がっていることが、
この景色からよく分かりました。
さらに、愛本橋を渡った先では
消雪パイプから水が勢いよく噴き出し、
“山エリアの初冬”らしい風景が目の前に広がっていました。

 

Aさんは「海エリア」から、
Bさんは「山エリア」から「あおーよ(=交流センター)」に来ていたのでした。
同じ市内でも、こんなに雪の表情が違う——

黒部市では、海エリア(生地・石田)と
山エリア(愛本・宇奈月温泉方面)で、雪の降り方が大きく変わります。

これは、
・海からの風の抜け方
・標高差
・山に近いエリアが冷え込みやすい地形

といった要因によるもの。

そのため、
海側は積雪が少なく、山側は一気に雪景色へ——
という「同じ市内なのに全く違う冬」が生まれます。
これこそが黒部市ならではの“冬の多面性”です❄️