富山地方鉄道、『下立(おりたて)駅』から徒歩2分。
下立2区の”三叉路”に面した場所にその物件はあります。
下立地区内でも比較的多い交通量を誇ることもあり、住民と住民との交流が特に活発な場所でもあります。
その昔、学校から家に帰ると玄関先でご近所さんが井戸端会議。
そうと思えば近所の子供がこの家のおばあちゃんと遊ぶために家の中へ…
そんな地元住民同士の交流の”溜まり場”がここにはありました。
あ
光と影が織りなす、格調高い空間
まず目を引くのは、古き良き日本の住宅が持つ深みのある木材と建物内に入る光のコントラスト。
あ
この長く続く廊下は、訪れる人の期待を高め、同時に日常から非日常へといざなう道のよう…
都会のせわしなさを忘れさせ、静かに自分と向き合う時間を与えてくれます。
さらに、細部にまでこだわりが。
よく見ると、窓ガラスには雪の結晶のようなレトロな型板ガラスが使われています。
外からの視線を優しく遮りながら、外から差し込む光が万華鏡のように拡散するこのガラスは、
単なる機能を超えた「アート」として、日々の暮らしにささやかな彩りを与えてくれます。
この家屋には単に民家としての機能だけではなく、日の光を用いた『陰影礼賛』の美を体験することが出来ます。
あ
細部に宿る、豊かな暮らしの知恵
屋根の軒先に設置された鎖樋(くさりとい)。
富山ならではの”豪雪地帯の知恵”と”家屋の装飾品”の両方の役割として生まれたものである。
雨水が鎖を伝って落ちる様子は、風情のある水の音と動きを生み出し、雨の日でさえも愛おしく感じられます。
この物件に設置されている鎖樋は完全自作のもの。
こういった点からもこの地域の暮らしの知恵がうかがえます。
あ
古民家に残る機能美と安らぎ。
この物件のキッチンは、単なる調理場ではなく、快適な生活を支える”機能性”を備えた空間です。
シンクの上部や左右に配された複数の大きな窓からは、十分な自然光が差し込みます。
これにより、レトロなタイル壁やステンレス製の作業台が明るく照らされ、清潔感あふれる作業環境を提供します。
充実した機能と素材が、日々の調理を快適にします。
浴室は、古い日本家屋ならではのタイル張りの空間です。その空間の中に鮮やかなグリーンの浴槽が、
白いタイルの中で印象的なアクセントとなっています。
ここでも、大きな窓が重要な役割を果たしています。外部からの視線は遮りつつ、
柔らかい光を取り込むことで、暗くなりがちな浴室を明るく保ち、気持ちの良い入浴時間を提供します。
この窓からの光の入り方によって、タイルの色合いや浴槽の緑が美しく映え、
ゆったりと安らげる空間が演出されています。
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こちらの物件の詳しい情報は
まで…